ペット鳥&ファミリー
動物が大好きで犬や猫などのペットを飼いたいと思っていても、なかなか実際には実現する事は難しいという方も大勢いらっしゃる事でしょう。賃貸でもペットOKのアパートやマンションなどが増えて来ているとはいえ、まだまだ数は限られていますので、住宅事情によって飼えないという方は多いでしょう。また、転勤が多かったり海外赴任の可能性がある、など仕事の都合で犬や猫を飼うのには、先の事を考えると難しいという場合もあるでしょう。それでもペットは人々の心を癒す大切な存在であり、ペットとのふれあいを求める人は多いはずです。
こんな時、犬や猫以外の選択肢としては魚やは虫類、昆虫などを選ぶ人もいますが、ぬくもりやコミュニケーションを求める人にとって、鳥は素晴らしいパートナーとなってくれます。もちろん種類により差はありますが、一般的にファミリーでペットとして飼われている鳥は、飼うための場所もあまりとらず、鳴き声がうるさくて近所迷惑になるというようなことは滅多にありません。飼い方もそんなに難しくはなく、大人になってしまえばほとんど手もかかりません。それでいて飼い主の言う事を聞いたり、ある程度のしつけでいろいろな事を覚えたり、芸をしたり、自分の要求を飼い主に伝えようとするなど、ある程度のコミュニケーションが成り立つ場合が多い事も魅力的です。子供がいるけれど、犬や猫を飼う事が難しいという家庭でも、鳥を飼う事で子供達が命の大切さや動物をかわいがる心を学ぶ事が出来るという利点もあります。
インコやオウムの仲間などは、人間の言葉をまねて話したり、おもちゃを使って遊んだりと子供のいい遊び相手にもなってくれることでしょう。また鳥を中心として家族の団らんや会話が増え、家族間のコミニュケーションが円滑になるということも起こりうるかも知れません。犬や猫などのほ乳類に比べて飼うのが簡単で手軽な鳥ですが、残念ながらそれでも最近は無責任に飼育を放棄してしまうというケースも少なからずあるようです。
このような鳥を保護し、里親を探している団体もあり、ホームページ等で情報を公開しています。鳥を飼い始めることを考えた時、ペットショップなどで購入する意外にも、そのような所から引き取るということも、考えてみても良いでしょう。小さな鳥とはいえ家庭に迎えれば立派な家族の一員です。鳥が心を許し、のびのびと暮らして行く事が出来るように、愛情をそそいでかわいがってあげる事は飼い主の義務であるといえるでしょう。
正月の準備・ことはじめについて解説します。