ペット鳥のフーズ

それまで人間の食事の残り物を与えられていた犬や猫に、専用のペットフードが登場したのはもう随分前の事ですが、保存がきき、手軽な便利さと栄養バランスを考えて作られているという事から、あっという間にその市場を大きく広げて来ました。そして今では、鳥にたいしても専用のフーズが登場し、いろいろなものを見かける事が多くなってきました。このバードフーズは一般的なペットの鳥や鶏、九官鳥、アヒルなど様々な種類別にそれぞれ専用のものが販売されています。
インコや文鳥、ジュウシマツなど、ペットとして飼われている小鳥用の日常の食事としての鳥のえさといえば、昔からある粟などの穀物を中心としたタイプのものが長い間主流になってきていましたが、これらの穀物は鳥達の主食であるとはいえ、栄養バランスが偏りがちでした。最近ではこれらのえさにも穀物の種だけでなくカルシウムやビタミンなどさまざまな栄養素が人工的に加えられているものが多く、従来は偏りがちだった主食による栄養補給ををバランスがとれたものにすることが出来るようになってきていますが、鳥専用の新たなペットフードとしてのバードフーズも需要が高まって来ています。穀物の餌は、流通量も多く、手軽に購入する事ができるますが、皮やかすが散らかり汚れやすいという欠点もあります。
皮なしタイプも出回っていますが、やはりある程度散らかってしまうのは避けられません。一方、バードフーズはペレット状の乾燥した固まりで、周囲を汚す事も少なく清潔感があり、その分ケージの掃除も楽になり、飼い主が手軽に与える事ができます。また様々な栄養素がバランスよく含まれているので、基本的にはこのバードフーズさえ与えておけば、栄養が偏ったり、栄養失調に陥ったりする心配がないので、初めて鳥を飼う人でも安心して与える事ができます。
一方で柔らかいバードフーズばかりを与えていると、鳥のくちばしがのびすぎてしまうという事も起こります。また、食事の際、あまり舌を使わないので鳥がストレスを感じる事もあるといいますので、穀物タイプのえさやかじる事のできるおもちゃ等をうまく取り入れるといいでしょう。また、大人になるまでのあいだずっと穀物タイプの餌で育った鳥は、大人になってから急にペレットタイプの餌を与えられても食べないということが多いようですので、栄養面も考えて、ヒナの頃からいろいろなものを様子を見ながら与えていくようにするといいでしょう。

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