ペット鳥のおもちゃ

一般的にペットとして飼われている鳥達は、いつもケージの中でそれぞれに遊んでいますが、気に入ったおもちゃをあげると、夢中になって遊びます。文鳥やジュウシマツ、カナリヤなどの小鳥類の中でも特に遊び好きなのはインコやオウムの仲間達でしょう。愛嬌のある表情は、まるでいつも何をして遊ぼうかと考えているように見えます。頭もとても良いので、自分で工夫したり考えたりして、さまざまな遊びを楽しむ事が出来ます。
犬や猫のためのおもちゃはペットショップにあふれていますが、もちろん鳥のためのおもちゃも、いろいろなものが売られています。インコやオウムの仲間は好奇心がとても強いので、光るものやカラフルなもの、音のするものなどにとても興味を示します。鏡に映る自分の姿にも興味津々で鏡を見せると、鏡の前を何度も行ったり来たりしてみたりして飽きずにずっと眺めていたり、鏡に向かって話しかけたりします。このため鏡付のおもちゃがいろいろと販売されています。鏡と鈴やベルを組み合わせて、鏡に映った自分の姿と音を楽しむ事ができるものや、ビーズなどの光るものが組み合わせているものなど、鳥達の興味を引くものがいろいろです。
また、噛んだりかじったりすることは大切なストレス発散の手段となっているため、木製やゴム製などの丈夫な素材でできている、好きだけ噛んだりつついたりする事が出来るおもちゃも数多くあります。また、人間のオーガニックブームを反映してか、鳥用にもヤシの葉や木の皮を編んだものやぶどうの蔓で作られたものなど、天然の素材のみをつかったこだわりのおもちゃなど、飼い主が安心してペットに与える事が出来るように配慮したものもあり、人気が高まっています。この他にも簡単なパズルのようになったものや、ぶら下がったりひっぱったりして遊ぶ事が出来るものなど様々な工夫がこらされたものがあります。
鳥の中には見慣れないものに恐怖死や警戒心を抱くものもいますので、新しいおもちゃを怖がったりするような場合には、鳥から見える離れた場所に起き、日にちをかけて少しずつ近づけて行くなどのして慣らして行く工夫をするといいでしょう。このように鳥の興味を引くようなさまざまな工夫がこらされたおもちゃが市販されていますが、必ずしもこれらがあなたのペットの鳥の一番好きなおもちゃになる、という訳ではなく、場合によってはいつも家の中にある思わぬものが、大好きなおもちゃになるという場合もあります。

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